ミャンマーのはなし

東南アジアのユニーク国家、ミャンマーに関する情報を発信していきます。

ミャンマーのはなし

独裁者タンシュエの、嘘か本当か分からないエピソードについて

以前ご紹介したタンシュエについての書籍ですが、読んでみると彼の生い立ちだけでなく、にわかには信じ難い驚愕のエピソードも多く記載されていました。 www.yangon.tokyo 本記事ではそちらのエピソード部分についてシェアできればと思ってます。 謎の多い人…

ミャンマー語学習に絶対おすすめの「ニューエクスプレス ビルマ語」

多言語に比べれば少ないのかもしれませんが、ミャンマー語学習教材、だいぶ充実してきました。その中でも特におすすめなのがコチラ。 ニューエクスプレスプラス ビルマ語《CD付》 作者: 加藤昌彦 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 2019/02/09 メディア: 単行…

ミャンマーの人が街中で噛んでる赤いやつって何ですか?

ミャンマーへ行くと、道端に謎の赤い物体が落ちていたりしますよね。 私は最初、何かの果物が潰れているのかと思っていたのですが、どうも違うようです。 果物ではなく噛みたばこ。ミャンマーでは「キンマ」「クンヤ」とか、「コー」とか呼ばれている嗜好品…

ミャンマーの「八曜日占い」をマスターしよう

ミャンマーに古くから伝わる占いの1つに、八曜日占いがあります。 産まれた曜日によって自分の運勢が決まるという考え方がベースになっています。水曜日だけ午前と午後の2通りあり、合わせて8曜日という事になっているようでした。 それぞれの曜日ごとに、自…

「ミャンマー語検定」の運営元が変更!!今後の試験はどうなるのか……?

ミャンマー語学習の指標として有効な「ミャンマー語検定」。当ウェブサイトでも何度か取り上げてきましたが、この度、このミャンマー語検定の運営元が「株式会社ココライズ・ジャパン」から「DNA Media株式会社」に変更されたとのことです。 ココライズ・ジ…

【2019年】ミャンマー語を学べる講座情報まとめ

ミャンマー語を学ぶことが出来る課外講座、セミナー等を掲載します。 「拓殖大学」の外国語講座 「日本ミャンマー・カルチャー・センター」のミャンマー語教室 ゴーウェルミャンマー語スクール 「拓殖大学」の外国語講座 語学ラインナップ(外国語講座) | …

ミャンマー人に苗字はあるのか

アウン・サン・スー・チーさん。 どこからどこまでが苗字か分かりますか? 今回は、ミャンマー人の苗字に関するお話。 結論から言うと、「ない」 苗字は無いけど…… 曜日による違い 親から名前を受け継ぐ 結論から言うと、「ない」 なんとなんと、ミャンマー…

【セインタロン】ミャンマーの雨季はマンゴーが美味しい。

ミャンマーはこれから長い雨期(5月~10月)に入るわけですが、そんな時期に旬を迎えるフルーツが、「マンゴー」です。 インド東部やミャンマーでは約4000年前から栽培が行われていたそうで、生産量も(詳細な数値は出ていませんが)多いです。現地では、非…

ミャンマーグルメ「チェッターヒン」を成城石井で購入……!!

いつかの記事でも紹介しました、ミャンマー風カレーの「チェッターヒン」。 www.yangon.tokyo 日本でレトルトのチェッターヒン購入する場合、ネット通販を利用するか、成城石井に行くか、ほぼこの二択です。入手困難。レア食品。食べてみたい。一体どんな味…

「ビルマの独裁者」タンシュエの処世術が凄い

2006年6月。ある軍人の娘が、ミャンマーで盛大な結婚式を挙げました。 www.youtube.com 集まった祝い品の総額は5000万ドル。動画の低評価率とコメント欄の罵詈雑言がちょっと怖いですが、彼女の父親は、1992年から2011年までミャンマーの政治、軍事を完全に…

「ビルマ建国の父」アウンサン将軍は誰に殺されたのか

ミャンマーの近代史を語るうえで欠かせない、最重要人物のアウンサン将軍は、ノーベル平和賞を受賞したアウンサンスーチー氏の父親でもあります。彼の命日は、1947年の4月19日。ある人物の暗殺によって、激動の生涯を終えてしまったのです。 その「ある人物…

現在の「ミャンマー / 英国」関係について

ミャンマー(ビルマ)はかつて、英国の植民地下にありました。 旧首都のヤンゴンでは、現在も画像のような英国風建築が多数残っています。人々は紅茶を飲み、サッカーを楽しみます。富裕層の中には、英語を話し、イギリスの大学へと留学する人もいるようです…

ミャンマーで活発な”ツバメの巣”ビジネス

ミャンマー南部、タニンダーリ管区の「ベイ(Myeik)」と呼ばれる地域では、ツバメを建物内に呼び込み、巣を作らせ回収する商売が活発に行われています。 ベイの街中を歩いていると、「チュンチュンチュンチュンチュン!!!!」とやけに大きなボリュームで…

ミャンマーの旧正月

中国と国境を接し、国内には多くの中国人、そして華僑が住むミャンマーでは、毎年2月上旬になると、中国と同じように、旧正月「春節」が訪れます。今年は2月5日(火曜日)でした。 特に賑わいを見せるのは「チャイナタウン」と呼ばれるエリアです。 ヤンゴン…

私の「ミャンマー語検定」学習法

つい先日、ミャンマー語検定へ挑戦してきました。 www.jp.mlt-myanmar.com 例年であれば、東京会場は「東京外国語大学」なのですが、今年は竹橋駅付近の「ちよだプラットフォーム」です。小さい会場ですが、アクセスが良く、個人的にはむしろラッキーという…

ミャンマー語独学中の私が、オリジナルの学習法を紹介!!

今回は、ミャンマー語を独学で勉強する私が考案した、独自の学習法をいくつか紹介したいと思います。皆さんにも面白い学習法、効果的な学習法があったら、TwitterやFacebookでぜひ教えてください……。 リマインドアプリ 単語カード 日記 リマインドアプリ リ…

結局、ミャンマーとビルマって何が違うんですか?

ミャンマーの旧国名は「ビルマ」。1989年に「ミャンマー」に国名を変更しました。しかし東京外国語大学で学ぶことが出来るのは、ミャンマー語ではなくビルマ語(東外大言語モジュール|ビルマ語)。販売されている書籍の多くも、「ビルマ語入門」「ビルマ語…

外務省にいるミャンマー語の専門家について

皆さん知っていましたか。外務省には、「ミャンマー語の専門家」が10人ほどいるそうです。私は全く知りませんでした。 2005年から2年間の研修を経て、その後3年間在ミャンマー日本大使館にて勤務していた小山さん。大使館では政務分野を担当する傍ら、要人訪…

テレビ越しにお参りするミャンマーの仏像、「パダミャ メッシン」をご存知ですか……?

ミャンマーと言えば仏教国家。もう国中に仏塔、寺院、仏像がありまして、近隣の住民が日々お参りに訪れています。そのご利益は「子宝祈願の仏像」「交通安全の仏像」「健康祈願の寺院」など様々ですが、先日、遂に見つけてしまいました。 「見るだけで全ての…

ミャンマーの定番スマホアプリ3選 + 今後に期待の注目アプリ

ミャンマーは現在、国民が1人1台以上のスマートフォンを所有する「総スマホ社会」。ガラケーやパソコンが流通する前に、一足飛びでスマートフォンが、急速に普及していきました。 www.nikkei.com 今回は、そんなミャンマーの独特なスマホアプリ事情をご紹介…

ミャンマー「唯一」の世界遺産と、未来の世界遺産候補6つ!!

今回はミャンマーの世界遺産について。古代より各地に王朝が存在していたミャンマーは、全国に多くの遺跡を保有しています。自然も豊かで山もあり、川もあり、海もあるミャンマー。極めつけは古くからの仏教国家。どこへ行っても仏塔が建っているような国で…

ミャンマーのKFCは通いたくなる美味しさ!!!!

ミャンマーへ行ったら、ぜひ訪れて欲しい観光スポット、というか飲食店があります。それが…… www.nikkei.com ケンタッキー。もうメチャクチャに美味しい。2015年、ヤンゴンに第一店舗を開店させたところ、連日の大盛況。それに手ごたえを感じたか、現在、外…

【全国の高校生よ……】外語大に行くなら「ビルマ語専攻」を絶対におススメしたい、これだけの理由

過去の記事でも書きましたが、日本でミャンマー語を学ぶための手段は限られていまして、選択肢によっては、それなりの金額も必要になってきます。 また、長い目で見れば習熟度にも差が出てくるように思います。 www.yangon.tokyo 私がこれまでに体験したのは…

【ミャンマー関連ニュースまとめ】10月22日(月)~10月28日(日)

この1週間で報道されたミャンマーに関するニュースの中で、私が個人的に興味深いと思ったものをいくつか紹介します。 10月22日「大統領介入、イレブン記者は解放の方向か(NNA ASIA)」 10月23日「始まったメディアの公権力批判(朝日新聞デジタル)」 10月2…

ミャンマー語学習用アプリ5つをインストール!私は”コレ”が好き……

ここ1,2年でミャンマー語学習用のアプリが急速に増えてきました。ミャンマー語と和訳、そして音声を同時に頭へ入れながら、クイズ形式で単語を身に着けることが出来るので、通勤や通学中など、空いている時間に語彙力を増やせて超便利。何個かインストール…

ミャンマー料理を日本で食べた~い!な時に有効な3つの手段

一度旅行へ行くと、時折「あそこで食べたご飯、また食べてみたいなぁ」なんて気持ちになったりしますが、それが海外ともなると、そう簡単に再訪することが出来ません。ミャンマーであれば尚更(?)ですね。 とは言えミャンマー料理は本当に美味しいですし、…

ミャンマー語検定(MLT)で実力を試そう!~まずはMBレベルから~

大抵の外国語には、学習者の上達レベルを測る試験が用意されています。英語であれば英語検定、TOEIC、TOEFL、中国語にも、フランス語にもありますし、これらは大学の推薦入試や、就職活動、転職や昇進の際に、自分の実力を示す手段として活用することが出来…

【ミャンマー語の学習】独学か!?語学教室か!?それとも……

私は親戚にミャンマー出身者がいたということもあり、基本的には独学なのですが、手法としては他にもいくつか存在します。体験したことがあるのは1つしかありませんが、他の選択肢についても、私個人の印象でいくつか予想をしてみたので、検討時には少し参考…

【2024年版】ミャンマー語学習に役立つ書籍、アプリをまとめて紹介

まず前提として、翻訳アプリの進化が著しい昨今、別にミャンマー語が話せなくてもミャンマーでの生活は充分にできると思います。とは言いつつ、現地の言葉で交流をしたい、もしくはビジネスに繋げたい、という方にとってはミャンマー語の学習は有用。今回は…