ミャンマーのはなし

東南アジアのユニーク国家、ミャンマーに関する情報を発信していきます。

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【全国の高校生よ……】外語大に行くなら「ビルマ語専攻」を絶対におススメしたい、これだけの理由

 過去の記事でも書きましたが、日本でミャンマー語を学ぶための手段は限られていまして、選択肢によっては、それなりの金額も必要になってきます。 また、長い目で見れば習熟度にも差が出てくるように思います。

www.yangon.tokyo

 私がこれまでに体験したのは「独学」と「課外講座」ですが、やはりミャンマー語を体に染み込ませる、1番確実な手段は、「大学で学ぶ」ことではないでしょうか。

 

大学で学ぶ利点 ①講師の信頼度が高い

 ミャンマー語教室を開くために必要な免許、資格等はありませんから、教師のレベルはピンキリではないでしょうか。老舗の教室であれば、概ね信頼度の高い方が運営されているかと思いますが、「ミャンマー語を教える高い能力があり、日本語も多少話せるミャンマー人の方」がどこにでもいるわけではありませんから、教室を選び間違えれば、学習への意欲がむしろ減退する結果にもなりかねません。

 その点、日本の有名国立大学が自ら選定した、ミャンマー語専門の講師ということを考えれば、一定のレベルは期待できます。

 

大学で学ぶ利点 ②細かな質問がしやすい

 大学には「ミャンマー語を話せる日本人」や「日本語を話せるミャンマー人」がたくさんいます。それは教授や講師陣だけではなく、先輩やOBだってそうですね。言うなれば、入学した段階から「ミャンマー語学習コミュニティ」が完成しているので、ミャンマー語の文法、語彙表現に関する質問をぶつける相手はいくらでも居ますし、ミャンマーの文化、現在の政治経済状況に関する、教授個人の見解なんかも伺えるのではないでしょうか。

 

大学で学ぶ利点 ③留学、インターンシップがしやすい

 これも大きいですね。留学資金は大学がある程度負担してくれるケースが多いですし、大学の紹介であれば、派遣先も十分に信頼できます。

 

大学で学ぶ利点 ④周囲にほとんど同世代しかいない

 仮に高校生、大学生がミャンマー語を学ぼうとして、課外講座やミャンマー語教室へ行った場合、周囲の受講生は、ほとんど自分より年上だと思います。その点、大学であれば自分と同じ世代が多いですから、生徒同士のコミュニケーションも容易ですし、一緒にミャンマーへ行ったりとか、そういった活動への抵抗も少ないと思います。

 以上の4点を考えると、やはり大学での勉強は魅力的。個人的には、非常に羨ましい環境だなと思います。

 

ミャンマー語を専門的に学べる大学

 「外国語学部 ビルマミャンマー旧国名)語専攻」という形で、専門的にミャンマー語を学べる大学は、日本になんと2つしかありません。マイナー言語ですからね。仕方ないです。1つめは、大阪大学

 

ビルマ語専攻|外国語学部|大阪大学

 昨年は16名を募集したそうです。発展してチベット語パーリ語(どちらも宗教的に強い関連があり、ミャンマーの仏教等を研究している方であれば、習得しているケースが多い)を学ぶことも出来るようですね。ミャンマー語検定の会場でもあります。

www.yangon.tokyo

 

 2つめは、東京外国語大学

www.tufs.ac.jp

こちらは「言語としてのビルマ語を学ぶ言語文化学部」と、「東南アジア諸国の文化、社会について学ぶ過程でビルマ語も学ぶ国際社会学」の2種類があるようですね。

 どちらも魅力的ですが、今年は言語文化学部で4名、国際社会学部は国単位ではなく、地域一括で募集をしたようでして、「東南アジア第2地域」という区分けで22人(内、ミャンマー専攻は4人)募集したそうです。

 

ビルマ語を専攻する利点 ①話者の数が少ない

 さて、いよいよ本題に入りたいのですが、「大学へ行ってまでミャンマー語を学習して欲しい理由」、これをいくつか紹介します。1つめは、何と言っても話者の少なさ。先ほど各大学の応募者数を紹介しましたが、もう「大学院かな?」っていうくらいに少ない。それはやっぱり応募者数が少ないからなんですよね。受験者数少ないなら、私でもワンチャンスあったのかな~って思ったりします(偏差値50以下なのでワンチャンスも無い)。

 とにかく、話者が少ないんです。ということは、「日本語とミャンマー語を話せる人間」は存在として貴重。大学卒業後、社会に出れば当然強みになりますし、ミャンマー人との交流、ミャンマーへの長期滞在が苦にならないのであれば、ビジネスの幅も広がると思います。

 

ビルマ語を専攻する利点 ②近年急速に発展している

 ミャンマーという国は「東南アジア最後のフロンティア」とも呼ばれていまして、近年海外企業がガンガン進出を始めています。昨年行きましたら、ケンタッキー・フライド・チキンが遂に進出していまして、もうミャンマー人に大人気。私も行きましたが、日本と同じ味なのに、日本より安いという最高な状態だったので、その後も4回くらい行って、帰国後には4キロ太りましたね。

 とにかく、急速なんです。私の体重と同じように、ミャンマーへの直接投資も急速に増加しています。その理由は、「軍事政権の影響で、長らく国際社会から断絶していた」から、その反動が今一気にやって来ている面もありますし、「タイ、インド、中国と国境を接しており、地政学的、経済的に凄く良い立地」であることが改めて注目されつつある点も大きいと思います。

 ビジネスチャンスが大きいミャンマーという国の言語を話せる、数少ない日本人、なってみたくないですか……?

 

ビルマ語を専攻する利点 ③日本との関係が良好

 ご存知の方も多いかもしれませんが、ミャンマーは現在、どうにかこうにか民主化に成功したばかりの状態でして、民族間の紛争や、宗教的な紛争、インフラや法の未整備ですとか、とにかく課題だらけです。ヨーロッパにはまたしても経済制裁を科されそうな状態ですから、国際関係も不安定。

 そんな中、ミャンマーと比較的良好な関係を何十年も続けてきた国の1つが、日本ということになるんですよね。日本は他の先進国と比べても、かなり腰を据えてミャンマー投資に励んでいます。今年は遂にビザ不要で渡航できるようになりましたが、ミャンマー国内で中間層が増えれば、反対に、日本への観光客も増えるかもしれません。ミャンマー語を話せるのであれば、そういった方々へ向けたビジネスの提案も出来るというわけです!!とにかく魅力たっぷり!!!!!!皆!!!!ミャンマー語を勉強して!!!!!!ミャンマー語は最高!!!!!!!!!!