南国の素敵なフルーツ「マンゴー」ですが、我らがミャンマー産のマンゴーを日本で目にすることはまずありません。
「台湾産」とか「メキシコ産」とか「タイ産」とか、そういった国のマンゴーが多いです。なぜミャンマーのマンゴーは無いのでしょうか……?
「品質」を求める日本!!
疑問の答えは「JETRO」にありました。
ミャンマー産のマンゴーは栽培技術の確立、収穫後の選別などが他国に比べて劣っており、品質が安定しないという課題がある。
日本へマンゴーを輸出するためには(日本の)基準をクリアする必要があるが、7年はかかるだろう。しかし、(厳しい)日本の基準をクリアできれば、世界のどの市場でも販売できる水準となる。
ということで、品質面に課題があるようです。形や糖度がバラバラ。ぐぬぬ……。
「農業大国ミャンマー」に向けて……
広大な国土を持つミャンマーでは農業が盛んです。近年は民主化も徐々に徐々に進んでおり、欧米への農作物輸出も始まりました。
日本ではまだ見慣れないミャンマー産農作物ですが、今後も国を挙げて世界各国への輸出を拡大させていけば、品質向上に向けたノウハウも蓄積されていきそうですね。
カギは「付加価値」の向上
輸出額は順調に増加。
ここ数年は、収穫した果物の加工に取り組むなど、付加価値の向上にも力を入れ始めました。
「品質」と「付加価値」の向上で、農業大国の座を掴み取れ!!!