危険な交通事情
訪れたことのある方はご存知かと思いますが、ミャンマーは右側通行です。なので本来は左ハンドルで走らなければいけないのですが……
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こんな感じで、とにかく日本車だらけです。日本車、日本車、日本車……。ドイツやフランスなど欧州の車は、20台に1台くらいの割合でぽつり、ぽつりと駐車しているようなイメージでした。多くのミャンマー人に使って頂いている点は日本人として鼻が高い思いですが、でも日本車は右ハンドルですよね?ミャンマーは右側通行なのに、大丈夫なのか……?右ハンドル&右側通行って、結構危なくないか……??????
左ハンドル車は全体の2割
道路交通管理局によると、国内の自動車100万台超のうち、左ハンドル車は約20万台で、今のところ全体の2割にとどまっているそうです。
国内の左ハンドル車、20万台で全体の2割 - NNA ASIA・ミャンマー・自動車・二輪車
政府としても、対策は進めています。昨年度から、輸入される車両は全て左ハンドル指定されており、長期的には右から左へと入れ替わりが進んでいくのかもしれませんね。
日本車は消えていく……?
輸出できないとなると、日本メーカにとっては俄然不利な状況ですよね。日本車はこのままミャンマーから消えていく運命、ということなのでしょうか。
ということではなさそうです。日経新聞でこんな記事を発見。
ミャンマーでは政府が進める輸入車規制で、中古車が大半を占めていた自動車市場で新車市場が拡大している。
(中略)
投資額は数十億円。大型のピックアップトラックを生産する。まず年間数千~1万台を目指す。
というわけで、トヨタ、頑張っています。新車の生産は現地の雇用にも繋がりますし、国内で中間層が増えてきている証拠でもあります。今後は日本メーカーにとって、より一層重要な市場になって来るのではないでしょうか。以上、終わり!!!