ミャンマーのはなし

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安定成長へ向かえるか!?見えないミャンマー次期大統領候補

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 ミャンマーの大統領は任期5年。現在の大統領ウィンミンは、2018年の3月30日に就任したばかりですから、次回の大統領選は2023年という事になりそうですが、果たして誰になるのでしょうか。素人ながら、ちょっと予想をしてみました。ちなみにミャンマーでは、議員の投票によって大統領が選出されています。

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アウンサンスーチー

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 国際的な知名度もありますし、立候補をすれば大本命という事になりそうですが、彼女にとって最大の障害は、この「立候補」がそもそも出来るのかと言うところになります。

 現在の憲法は軍政時代の2008年に制定されたものですが、これによると、「配偶者が外国人の国民は国家元首の大統領になれない」という事になっています。アウンサンスーチーさんはイギリス人の男性と1972年に結婚をしていますから大統領にはなれない。というより、そもそもアウンサンスーチーさんが大統領になれないように生み出された条文ともいわれているのですが、とにかく憲法を改正しない限り、彼女が大統領になることは不可能という状態です。

 

ピョーミンテイン

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 与党のNLDとしてはアウンサンスーチーさんを大統領候補として選出したいのですが、憲法的にそれは不可能です。ですから現状は、アウンサンスーチーさんからの信頼が厚い古参幹部」みたいな人が大統領、そして政権の重役を担っています。次期大統領も恐らくそのような選出方法だと思われるので、有力候補としてピョーミンティンを挙げてみました。

 彼は現在、最大都市ヤンゴンの首相を務めていますが、産業誘致や渋滞の緩和など、都市問題の解決に積極的に取り組んでおり、実務面の能力の高さが評価されています。次期大統領の有力候補として、ミャンマー国内メディアから名前が挙げられることも少なくないのですが、一方で、自身の汚職疑惑を報道した記者を提訴、逮捕させるなど、強権的な面も見られます

 

シュエマン

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 元軍人であるシュエマンは、軍事政権下のミャンマーでナンバー3まで上り詰めましたが、政治闘争に敗れ、失脚。しかし政権交代後は、議会の諮問機関である法務諮問委員会のトップを任されるなど、復権の兆しが見られつつあります。

 彼は大多数の軍人と違い、憲法改正に比較的前向きで、与党NLD寄りの立場をとっています。アウンサンスーチー氏とも一定の交流があるらしく、現在の下院議長ティー・クン・ミャットさんは、シュエマン氏の側近とも呼ばれています。実際、軍部には「シュエマン派」と呼ばれる勢力が一定数存在しているらしく、今後の展開次第では、憲法改正への協力と引き換えに重要ポストを……なんてこともあり得ないとは言えません。