ミャンマーのはなし

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外務省にいるミャンマー語の専門家について

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 皆さん知っていましたか。外務省には、「ミャンマー語の専門家」が10人ほどいるそうです。私は全く知りませんでした。

2005年から2年間の研修を経て、その後3年間在ミャンマー日本大使館にて勤務していた小山さん。大使館では政務分野を担当する傍ら、要人訪問の際には通訳業務もこなしました。

ミャンマー語の専門家 小山さん | 外務省

 小山さん。超カッコ良い。こんな方がいるんですね。しかも10人。ミャンマーであればエリート層は比較的英語も喋れそうな感じですから、ミャンマー語専門の通訳とかは、特に用意されていないものと思っていました。しかも……

今年4月、ノーベル平和賞受賞者で世界的な著名人であるアウン・サン・スー・チーさんが訪日した際には、小山さんは担当官として京都日程に同行。 アウン・サン・スー・チーさんが京都市内でプライベートの買い物をするため、急遽買い物の通訳を務めることになりました。

 いや、外務省の通訳であれば当然スーチーさんにもお会いできるのでしょうが、何と言ってもあのスーチーさんですからね。私も会いたい……スゲェ……しかも買い物……。

 

Q.ミャンマーの人とつきあうコツは?
ミャンマー人はけっこうお節介焼きでもあります。現世でよいことをしたいという気持ちが強い。私のミャンマーの友人たちは『ありがとう』と言われるのも嫌がっていたくらいです。

 これは分かります。ミャンマーの人に些細な事で「ありがとうございます」って言うと、逆に気味悪がられたりしますからね。「え、こんなことで?」みたいな。

 

 とは言え小山さん。一体どうやってミャンマー語を学習したのでしょうか。

アジアに関心があり、一般に知られていない珍しい言語を学びたいと思っていた小山さんはミャンマー語を専攻科目に選びました。大学在学中に初めてミャンマーを訪問し、何とも言えないミャンマーの魅力を感じたそうです。大学で学んだことを活かせる仕事に就きたいと2004年に外務省に入省。研修語は希望通りミャンマー語を指定されました。

ということだそうです。やはり大学なんですね。私も勉強頑張って、東京外国語大学行けば良かった……。いや、とにもかくにも、素晴らしい職業です。「10人ほどいる」という話でしたから、他の9名の方のエピソードも、ぜひお聞きしたいなと思ってしまいました。凄い!小山さん!!!日本の教育!!!!!!私も頑張るぞ!!!!(先日のミャンマー語検定M3は完全に撃沈。終わった。)