ミャンマーのはなし

東南アジアのユニーク国家、ミャンマーに関する情報を発信していきます。

ミャンマーのはなし

2019-01-01から1年間の記事一覧

タイに親不孝の映画はない!?東南アジアのポピュラーカルチャー。

「東南アジアのポピュラーカルチャー」という本の中で、東南アジア各国の「映画、ドラマ文化」についてまとめられていました。 東南アジアのポピュラーカルチャー 〜アイデンティティ・国家・グローバル化 作者: 福岡まどか,福岡正太,井上さゆり,ウィンダ・…

ミャンマー語学習に絶対おすすめの「ニューエクスプレス ビルマ語」

多言語に比べれば少ないのかもしれませんが、ミャンマー語学習教材、だいぶ充実してきました。その中でも特におすすめなのがコチラ。 ニューエクスプレスプラス ビルマ語《CD付》 作者: 加藤昌彦 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 2019/02/09 メディア: 単行…

ミャンマーの上場企業「5」社の事業内容をご紹介!!

ミャンマーの上場企業についてまとめました。 ミャンマー唯一の証券取引所、ヤンゴン証券取引所は、ミャンマー経済銀行(国営)と、日本の大和総研などの出資で2015年12月に開設されました。 2019年9月現在、上場企業は銀行など5社に留まってます。 過…

「ミッソンダム」と「中国」。ミャンマーは反中か、親中か……?

「親日国」と言われがちなミャンマーですが、隣接する中国との関係はどうなのでしょうか。今回は、ミャンマーと中国との間に存在する1つの問題、「ミッソンダム建設プロジェクト」についてご紹介します。 【ミッソンダム】国民の不満を受けて開発は停止……? …

ミャンマーの次期大統領候補を大胆予想

ミャンマーの大統領は任期5年。現在の大統領ウィンミンは、2018年の3月30日に就任したばかりですから、次回の大統領選は2023年という事になりそう。果たして次の大統領は誰になるのでしょうか。素人ながら、ちょっと予想をしてみました。ちなみにミャンマー…

ミャンマーでは日本車が大人気!しかしある問題が……

危険な交通事情 左ハンドル車は全体の2割 日本車は消えていく……? 危険な交通事情 訪れたことのある方はご存知かと思いますが、ミャンマーは右側通行です。なので本来は左ハンドルで走らなければいけないのですが…… ミャンマーの日本製?中古車たち | sunaga…

経済政策がミャンマーを救う!!新特区のポテンシャルはいかに……

「日経ビジネス」に興味深い記事がありましたので、皆さんにもご紹介します。 business.nikkei.com タイトルにもある「経済成長の政治」とは政治学上の考え方の1つで、 ①身分や収入の格差によって生じる社会的な対立は、分配する財が乏しい状態であることに…

ミャンマーは農業大国になれるのか?KALDIにミャンマー食品が置かれる日を夢見て……

南国の素敵なフルーツ「マンゴー」ですが、我らがミャンマー産のマンゴーを日本で目にすることはまずありません。 「台湾産」とか「メキシコ産」とか「タイ産」とか、そういった国のマンゴーが多いです。なぜミャンマーのマンゴーは無いのでしょうか……? 「…

ミャンマー流フィンテック!ウェーブ・マネーの躍進について

「ミャンマーの紙幣に描かれている男性が、ダウンタウンの浜田さんに似ている!」と一時期話題(?)になっていましたが…… ミャンマーの旧紙幣が「ダウンタウン浜田雅功」に激似すぎると話題 ロケットニュース24 そんなミャンマーの現金事情に、近年大きな変…

ミャンマー語が読める!!水面下で進むUnicode計画……!!

「ミャンマーエクスプレス」によりますと…… ミャンマー通信局のミョースエ局長が、「(9月1月から)通信事業社が提供している SMS、Webサイトのミャンマー語フォントをUnicodeに変更する」と発表したとのこと。 ミャンマーで事業を行う通信事業社はMPT(国…

米中レアアース争奪戦が勃発!ミャンマーにも火の粉が……!!??

白熱する米中貿易戦争。アメリカが経済上、さらには安全保障上の理由から、ファーウェイ製品を全面的に締め出したことは大きな話題になりましたが、中国も負けじとばかりに、レアアース(希土類)輸出の規制を始めました。 このレアアース規制は、隣国ミャン…

ミャンマーの人が街中で噛んでる赤いやつって何ですか?

ミャンマーへ行くと、道端に謎の赤い物体が落ちていたりしますよね。 私は最初、何かの果物が潰れているのかと思っていたのですが、どうも違うようです。 果物ではなく噛みたばこ。ミャンマーでは「キンマ」「クンヤ」とか、「コー」とか呼ばれている嗜好品…

ミャンマーの「八曜日占い」をマスターしよう

ミャンマーに古くから伝わる占いの1つに、八曜日占いがあります。 産まれた曜日によって自分の運勢が決まるという考え方がベースになっています。水曜日だけ午前と午後の2通りあり、合わせて8曜日という事になっているようでした。 それぞれの曜日ごとに、自…

「ミャンマー語検定」の運営元が変更!!今後の試験はどうなるのか……?

ミャンマー語学習の指標として有効な「ミャンマー語検定」。当ウェブサイトでも何度か取り上げてきましたが、この度、このミャンマー語検定の運営元が「株式会社ココライズ・ジャパン」から「DNA Media株式会社」に変更されたとのことです。 ココライズ・ジ…

【2019年】ミャンマー語を学べる講座情報まとめ

ミャンマー語を学ぶことが出来る課外講座、セミナー等を掲載します。 「拓殖大学」の外国語講座 「日本ミャンマー・カルチャー・センター」のミャンマー語教室 ゴーウェルミャンマー語スクール 「拓殖大学」の外国語講座 語学ラインナップ(外国語講座) | …

ミャンマー人に苗字はあるのか

アウン・サン・スー・チーさん。 どこからどこまでが苗字か分かりますか? 今回は、ミャンマー人の苗字に関するお話。 結論から言うと、「ない」 苗字は無いけど…… 曜日による違い 親から名前を受け継ぐ 結論から言うと、「ない」 なんとなんと、ミャンマー…

「世界大学ランキング」でミャンマーの大学が軒並みランクアップ!

ミャンマーの各大学が、世界大学ランキングで順位を上げているそうです。 世界大学ランキングでミャンマーの大学がランクアップ – MJビジネス 教育省のミョー・ティン・ジー大臣によると…… ヤンゴン大学 13,072位(2016年) → 8,509位(2019年) マンダレー…

ミャンマー渡航時のビザ免除が「1年」延長!

ミャンマーは、昨年(2018年)の10月1日から、日本人への短期滞在(30日間以内)ビザを暫定的に免除していましたが、この措置がさらに1年間延長される見込みだと明らかになりました。 日本人のビザ免除措置、1年延長の見通し - NNA ASIA 最終的な政府発表は…

「クボタ」は「ミャンマー」でも大活躍

農業機械メーカーとして有名なクボタが、新TV-CM「壁がある。だから、行く。For Smiles./ミャンマー編」を3月20日よりオンエア開始するそうです。 クボタ企業ブランドTV-CM「この大地を立派な水田にしたい!」クボタの若手社員がミャンマーで奮闘! | ク…

【セインタロン】ミャンマーの雨季はマンゴーが美味しい。

ミャンマーはこれから長い雨期(5月~10月)に入るわけですが、そんな時期に旬を迎えるフルーツが、「マンゴー」です。 インド東部やミャンマーでは約4000年前から栽培が行われていたそうで、生産量も(詳細な数値は出ていませんが)多いです。現地では、非…

ミャンマービールはアジア最高のビール!!!!

ミャンマーを代表するビール、ミャンマービールは、日本では藤江商会などによって販売されています。 ミャンマービール(藤江商会) 「アジアで最も美味しいビール」と言われていまして、過去にはモンドセレクションを7回受賞。他にも、世界ビールカップ、オ…

ミャンマーグルメ「チェッターヒン」を成城石井で購入……!!

いつかの記事でも紹介しました、ミャンマー風カレーの「チェッターヒン」。 www.yangon.tokyo 日本でレトルトのチェッターヒン購入する場合、ネット通販を利用するか、成城石井に行くか、ほぼこの二択です。入手困難。レア食品。食べてみたい。一体どんな味…

ミャンマーから象がやって来た!

ニュース等でご存知の方も多いかもしれません。 北海道の円山動物園に、ミャンマーから4頭の象がやって来ました。 読売新聞「円山動物園ゾウに歓声 12年ぶり公開」 公開日は普段の3倍に上る、3,000人超が訪れたそうです。 象の名前は一般公募で決めたそう…

ベイ(Myeik)の郷土料理「カチガイ」が美味しかった……

ベイ(Myeik)へ行ってきました。 一年を通じて暖かい場所ですが、短い乾季(12月から2月)と長い雨季(2月から11月)があります。 そんなベイで私が食べた美味しいグルメがこちら。 うどんと具材を炒めた、「カチガイ(kat kyee kite)」です。 炒める具材は各…

「ビルマの独裁者」タンシュエの処世術が凄い

2006年6月。ある軍人の娘が、ミャンマーで盛大な結婚式を挙げました。 www.youtube.com 集まった祝い品の総額は5000万ドル。動画の低評価率とコメント欄の罵詈雑言がちょっと怖いですが、彼女の父親は、1992年から2011年までミャンマーの政治、軍事を完全に…

「ビルマ建国の父」アウンサン将軍は誰に殺されたのか

ミャンマーの近代史を語るうえで欠かせない、最重要人物のアウンサン将軍は、ノーベル平和賞を受賞したアウンサンスーチー氏の父親でもあります。彼の命日は、1947年の4月19日。ある人物の暗殺によって、激動の生涯を終えてしまったのです。 その「ある人物…

現在の「ミャンマー / 英国」関係について

ミャンマー(ビルマ)はかつて、英国の植民地下にありました。 旧首都のヤンゴンでは、現在も画像のような英国風建築が多数残っています。人々は紅茶を飲み、サッカーを楽しみます。富裕層の中には、英語を話し、イギリスの大学へと留学する人もいるようです…

ミャンマーで活発な”ツバメの巣”ビジネス

ミャンマー南部、タニンダーリ管区の「ベイ(Myeik)」と呼ばれる地域では、ツバメを建物内に呼び込み、巣を作らせ回収する商売が活発に行われています。 ベイの街中を歩いていると、「チュンチュンチュンチュンチュン!!!!」とやけに大きなボリュームで…

ミャンマーの旧正月

中国と国境を接し、国内には多くの中国人、そして華僑が住むミャンマーでは、毎年2月上旬になると、中国と同じように、旧正月「春節」が訪れます。今年は2月5日(火曜日)でした。 特に賑わいを見せるのは「チャイナタウン」と呼ばれるエリアです。 ヤンゴン…

ミャンマーへの経済制裁、可能性は低そう……?

ミャンマー北部のラカイン州で、国軍によってイスラム教徒が迫害され、日夜多数の難民が発生しているとして、EU(欧州連合)は現在、輸入品の関税優遇措置の停止を検討しています。 EUが経済制裁検討 カンボジア、ミャンマーに (写真=ロイター) :日本経済…